日本とアメリカのミュージカルの違い-トップ画像
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アメリカのブロードウェイでは、一旦上演が始まると、観客が減って収益が見込めなくなるまでずっと興行が続けられます。そのため、キャッツやオペラ座の怪人などのような大ヒット作品ともなると、何十年にもわたるロングランになるものもあります。

反対に、全く人気の出ない失敗作は、1日で容赦なく打ち切ります。人気至上主義の、厳しい世界です。

新作には1年以上費やすことが多く、「カンパニー」という単位を結成してミュージカルを制作します。出資者募集から出演者のオーディションまで、1から初めてカンパニーを作っていきます。

このオーディションは完全実力主義。無名の新人でも、超有名人でも同じラインに立ち、審査を受けます。

舞台装置も作品ごとに作りこみ、そのミュージカル専用の空間を作ります。

作品が出来上がるとまず「トライアウト」という地方公演で「試し公演」をして、観客の反応を見ながら作品を手直ししていきます。または「オフ・ブロードウェイ」や「オフ・オフ・ブロードウェイ」と呼ばれる小劇場で「試し公演」し、そこで好評ならだんだんと大きな劇場に場を移し、やがてはブロードウェイにもっていきます。

それらの「試し公演」如何により、時にはキャストやスタッフの大幅変更がされるときもあります。

ショウの始まる時間は午後8時と、日本より少し遅めです。ディナーが終わった後の娯楽、という位置づけがされているようです。

チケットは約4000円くらいで、日本より安めですね。水曜日・土曜日・日曜日には、さらに料金お得な「マチネ」と呼ばれる昼公演が行われます。

一方日本のミュージカルは、劇団四季や宝塚歌劇団に代表される劇団形式と、東宝・ホリプロなどの大手プロダクションやテレビ局がプロデュースする方式の2種類があります。

日本では、劇場の契約が月ごとなので、月単位で演目が変わる上演がほとんどです。劇団四季のように専用の劇場を持つところ以外はどんなに大ヒットしたミュージカルでもロングラン公演をすることはありません。

上演し続けることで改善され、レベルを上げていくことができないため、確実な集客を見込める、既存の人気スターを出演者に選んだり、ブロードウェイで成功した作品のリメイク公演になりがちです。個人個人のファンに向けて、というより、収益重視と言えるでしょう。

また、地方における公演では、公共団体のホールなどの貸し出し規則が厳しく、月単位での公演も難しいことが多く、3日くらいで終えなければならないことがほとんどです。設備も公民館などのものを使わざるを得ないので、思う演出もできません。

どうも、日本でのミュージカルの立場はあまり恵まれていないようです。

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