今もダントツの人気で、不朽の名作と名高いのはやっぱり「サウンド・オブ・ミュージック」でしょう。ここで歌われた「ドレミの歌」や「私のお気に入り」などのナンバーは今でも本当によく耳にします。
この「サウンド・オブ・ミュージック」が生まれた1950年代中頃〜1960年代は他にも「雨に歌えば」「王様と私」「メリー・ポピンズ」「マイ・フェア・レディ」など現在でも頻繁に舞台で演じられる作品になっている大作が、ハリウッドやフランス、イギリスなどで制作され、まさにミュージカル映画の黄金期と言えます。
ブロードウェイから映画に発展した人気作と言えば、「オペラ座の怪人」「アニー」「シカゴ」「プロデューサーズ」等があります。
また、アニメでもミュージカル映画があります。その代表がディズニー映画です。美しい音楽と絵で、常に観客を魅了しています。初期の「白雪姫」から最近の「美女と野獣」「ライオンキング」「ファインディングニモ」などそれぞれの作品に魅力的なキャラクターがいて、子供から大人まで大人気です。
ユニークなところでは1995年の「ムトゥ 踊るマハラジャ」が挙げられるでしょう。これはインド映画で、今までのアメリカなどの作品とは全然違う雰囲気と音楽で、異色の作品ですが、インド独特のリズムや出演者の身のこなしに、ついつい真似したくなる楽しさです。
最後に今年の注目作は、現在上演中の「マンマミーア」「ハイスクールミュージカル」です。どちらもとても元気をもらえる作品です。